
京都のBMW専門店アレスです。
今回は「BMW・1シリーズ」のファンベルトプーリー交換を実施しました。
車種やグレードによって動作や構造が異なる場合もありますが、ファンベルトを駆動させる円盤状のパーツのことを、一般的にファンベルトプーリーといいます。
ファンベルトとは、エンジンの動力を様々な※補機に伝える役割があるゴム製品のことで、その形状から「Vリブドベルト」や「ブイベルト」と呼ばれます。
※補機とは=エンジンを冷やすウォーターポンプ(冷却水=クーラント液循環装置)・バッテリーを充電するオルタネーター(発電機)・エアコンのコンプレッサー、パワーステアリング機構などをいいます。
それでは、ファンベルトプーリーの交換作業をしていきます↓↓↓

↑こちらの車種BMW・116i前期(原動機の型式-N13B16A)のファンベルトプーリーはエンジンの前側、エアフィルターカバーの奥にあります。(目視では見えづらい位置にあるため、おおよその位置を破線で示しています)

↑赤い丸印で囲っているパーツがファンベルトプーリーです。

↑摩擦や経年劣化の影響によって亀裂が生じるなど、プーリーに大きなダメージがありました。

↑左側が取り外したファンベルトプーリー、右側が交換取り付けする新品です。
なお、今回は亀裂などで劣化していたファンベルトプーリーと併せて、ファンベルトも同時交換しています。
最後にエアフィルターを元に戻してエンジン始動、異音・異常が無いことを確認して作業完了です。

↑プーリーの右側、黄色い破線で囲っている部分に見えているものがファンベルトです。
エンジンルームから「キュルキュル」と甲高い音(ベルト鳴き)がする場合は、このファンベルトの劣化を示すサインと考えていただくと良いと思います。
前回の走行から一晩明けた早朝や冬季など、エンジンが冷えている時の始動時に「キュルキュル」といった異音が聞こえる場合は、ファンベルトやプーリーの劣化によって「ヒビが入っている・伸びてしまっている・硬くなっている」という可能性がありますので、「速やかに整備工場で交換する」「ファンベルトの張り具合を調整する」など、適切な対処をする必要があります。
ファンベルト・プーリーの一般的な交換時期の目安としては「7.5~10万㎞を走行」または「約5~8年を経過した時点」と言われていますが、走行距離や車種、エアコンの使用頻度によって消耗の進行度が変わってきますので、エンジンから異音がしていないかを日常的に確認することをおすすめします。
万が一、ファンベルトが断裂したり、プーリーの経年劣化等により動作異常が生じると、最終的にはエンジントラブルで走行不能になるなど、深刻な状況に陥る可能性が高くなりますので、定期的な交換による予防対策が重要となります。
また、ファンベルトと似た名称で「タイミングベルト(タイベル)」と呼ばれるものがありますが、こちらはエンジン内部に組み込まれているため、基本的にはカバーを外さないと目視できません。
対してファンベルトは、エンジンがかかっている状態でボンネットを開けると、隙間から動いているのが見える場合がありますので、自動車の構造知識が少ない方でも目視によるチェックが可能となっています。
なお、ファンベルトやプーリーが高速回転していたり、エンジンルーム内はパーツ同士が複雑に入り組んだ構造になっていて非常に高温で危険な部分があるため、日常点検などされる際はお怪我などされませんよう十分にお気を付けください。
エンジンルームからキュルキュルと異音がするなどの症状でご不安を感じられる時は、すでにファンベルトやプーリーに異常が起きていることが考えられます。
「ウォーターポンプの停止」「エアコンが使用不可になる」「オルタネーターが充電できなくなり走行不能となる」など、重篤なトラブルが発生する前に点検・修理をアレスまでご依頼ください。
当整備工場は、地方運輸局長から「認証工場」として認可を受け、輸入車・国産車に対応したテスター診断機を完備しておりますので、お車の状態をスキャンチェックしてしっかりと整備させていただきます。
車検・法定点検・修理はもちろんのこと、オイル交換・タイヤ交換・各種パーツ交換・コーティング施工・ドライブレコーダー取り付けの他、板金・塗装修理、お車のお買取りなどのご相談も承っております。
アレスはBMWの取り扱いに特化しているだけでなく、多種多様な国産車・輸入車に詳しい整備士が在籍しておりますので、定期的なメンテナンスやお車に関する様々なご相談も安心してお任せください!
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