
京都のBMW専門店アレスです。
今回は、BMW 3シリーズ(320i)の冷却水(クーラント液)漏れ修理をご紹介します。
京都府にお住まいのN様より、「冷却水不足の警告が表示された」とのことでご入庫いただきました。

メーターパネルやナビモニターに
【エンジン冷却水不足】と表示された場合は、冷却水が減少している、もしくは液漏れが発生しているサインです。
■冷却水とは?(かんたん解説)
冷却水(クーラント液)は、エンジンの熱を下げるために循環していて、オーバーヒートを防ぐ重要な役割を担っている液体です。
これが不足すると…
・エンジンが高温になる
・オーバーヒートを起こす
・最悪の場合、エンジン故障
といった重篤なトラブルにつながります。
つまり、少しの異常でも放置はNG!早めの点検・修理が非常に重要です。

・型式:DBA-8A20
・エンジン型式:B48B20A
■点検結果と原因
点検を行ったところ、エンジン奥(車両下部側)にて冷却水の漏れを確認しました。



原因は、
オイルフィルターハウジング内部のガスケット劣化です。

このBMW3シリーズのエンジンは、
エンジンオイルと冷却水の通り道が同じ部品内にある構造になっています。
そのため、ガスケットが劣化すると…
・冷却水漏れ
・エンジンオイルとの混ざり
といった症状が発生します。

■実際の状態
取り外した部品を確認すると、ガスケットが切れて隙間ができていました。
ここから冷却水が漏れ出して不具合が発生したということになります。

さらに今回は、
冷却水とエンジンオイルが混ざる症状も発生していました。

【冷却水(クーラント)】=エンジンを冷やす役割がある液体
【エンジンオイル】=エンジン内部の金属を保護する潤滑油
この2つの液体は別々の役割があるため絶対に混ざってはいけません。
■修理内容
今回は、原因となっている
オイルフィルターハウジングを新品に交換しました。
その後、
・各部の組み付け
・冷却水の補充
・エア抜き作業
を行って無事に修理完了、お客様へお引渡しいたしました。
■放置するとどうなる?
今回のような症状を放置すると、
・エンジン焼き付き
・走行不能
・高額修理(数十万円以上)
につながる可能性があります。
冷却水のトラブルは、早めの対応で修理費用を抑えられるケースが多いです。
違和感や警告表示に気づいた時点での早期発見・早期修理が結果的にお車への負担も少なく済みます。
■まとめ
・警告表示はトラブルのサイン
・冷却水漏れは放置厳禁
・早めの点検で大きな故障を防げる
BMWの冷却水漏れや警告表示でお困りの方は、京都のBMW専門店アレスまでお気軽にご相談ください。
これまでの整備履歴をもとに、お車の状態に合わせた最適なご提案をさせていただきます。
次回は【トラブル予防編】として、ご自身でもできる冷却水のチェック方法をご紹介します。
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